蜂

全米で高視聴率維持・ダークファンタジー「グリム/GRIMM」がいよいよ日本上陸

今年の目玉ドラマの一つは、スーパードラマTVで放送される「グリム/GRIMM」でしょうか。

オレゴン州ポートランド在住のイケメン主人公が、じつはあのグリム兄弟の末裔だったということで、スーパーナチュラル的生物をばったばったと薙ぎ倒していく物語です。

主人公ニック・バークハートを演じる異色の俳優デヴィッド・ジュントーリ

主人公の刑事ニック・バークハート(Nick  Burkhardt)を演じるデヴィッド・ジュントーリは、ちょっと変わった経歴の持ち主でした。

デヴィッド・ジュントーリは、1980年に、あのミラービールで有名なウィスコンシン州のミルウォーキーで生まれました。

その後、ミズーリ州のセントルイスにあるSLUH、そのまま訳すとセントルイス大学高等学校に入学。

このSLUHは、1818年ラテン語の男子学校として設立され、現在はミシシッピ川地域で最も古い私立のカトリック学校です。

カトリック学校なので、カリキュラムには神学も含まれていて、年間の授業料は14365ドル、日本円で約145万円になります。

一クラスの平均人数が21人、4年制大学予備校で、かなり学業が優秀でないと入れない学校でした。

ちなみに経営はイエズス会なので、カトリック教徒じゃないと入れないのかな???

デヴィッド・ジュントーリは、その後、インディアナ大学ブルーミントン校へ移籍し、金融学を専攻。

このインディアナ大学は、優秀な大学だけが加盟を許されるアメリカ大学協会60校に含まれる名門です。

ここで国際ビジネスと金融学の学士号を取得したあと、ロサンゼルスへ移住し、俳優を目指すのです。

たんぽぽ

イケメンで頭脳明晰なニック・ジュントーリですが、しばらくはコールドケース、グレイズ・アナトミー、プライベートープラクティスなどに、一話ずつゲスト出演していました。

そしてついに掴んだのが、このグリムの主人公役、日本でもなじみのあるグリム童話がベースになっているので、ストーリーにすんなりと入れるかと思います。

グリム一族の末裔という設定なので、ついついあのグリム兄弟を思い出すのですが、グリム家は、男子5人女子1人が成人したので、有名なグリム兄弟の子孫でなくても良いわけです。

ちなみに、子供を残したのはグリム兄弟の弟の方のヴィルヘルムでした。

グリム童話の原作は、民族色と宗教色の色合いがとても濃いものだったようですが、現代版グリム童話はそうした要素は抜かれて、とても読みやすい物語になりました。

ドラマ「グリム/GRIMM」とは

ドラマ「グリム/GRIMM」は、基本的に犯罪捜査ドラマです。

ただし、主人公の殺人課刑事ニックが、ある日突然瞬間的に普通の人々がモンスターに見えるようになってから、殺人事件の犯人が実は・・・・

本来暗黒面や残忍な面を多く持つ童話の、そのダークな部分をかなり大きく引きだしたドラマで、犯罪捜査ドラマだけでなくダークファンタジーの世界も味わえます。

ドラマの中では、赤ずきん、ハーメルンの笛吹き男、ラプンツェル、ヘンゼルとグレーテル、オオカミと7匹の子山羊、灰かぶりなど、童話の主人公が姿形や背景を変えて現代によみがえります。

ハリウッドの見事な特殊メイクアップで仕上がったモンスターたち、主人公のニックの出生の秘密、彼を取り巻く人々の人間関係など、様々な要素が巧みに取り入れられた独特なホラーの世界にハマること間違いなしです。

スーパードラマTVのGRIMMのページはこちらです。

完訳 グリム童話集〈1〉 (岩波文庫)