バラ

わずか1時間40分弱で地球を一周できる世界最速ロケット サンダーバード1号

時速24140.2キロメートルで飛行するサンダーバード1号が、自分の頭の上を通過したら、一体どんな風に見えるのでしょう??

などど空を見上げて考えてみますが、全然検討がつきません。

大体、時速24140.2キロメートルで飛行できるロケットが存在しないからです。

時速24140.2キロメートルというと、マッハ19.71、約マッハ20です、すごいですね。

パイロットは気絶しないのでしょうか????

夢のような高速飛行ができるサンダーバード1号ですが、乗っているのはトレーシー兄弟の中で一番の適任者であり理想のパイロットです。

サンダーバード1号のパイロットは、親の期待を一身に背負って育った完璧な長男

サンダーバード1号の専任パイロットは長男のスコット、真面目一辺倒かと思いきや、劇場版サンダーバードではちゃんとナイトクラブに出かけます。

 ナイトクラブに行きたいというスコットを、父親のジェフが止めようとすると、ティンティンことミンミンが、仕事ばかりしてたらじゃつまんない男になると言って、ジェフを説得しますね。

All work and no play makes Scott a dull boy.

といったところでしょうか。

スコットに関するパーソナル・データを見ると、実在しているならかなりの好青年だとわかります。

エール大学とオックスフォード大学で学んだ後、トレーシー・カレッジで宇宙飛行士としての訓練を受けます。

それからアメリカ空軍に入隊し、勲章も授与されています。

このように、最先端の戦闘機やロケットの操縦の経験から、スコットがサンダーバード1号の専任パイロットになることはごく自然なことだったでしょう。

頭の回転が速く、かつ大胆で決断力があるスコットは、緊迫した場面でもリーダーシップを発揮し、状況に応じて物事を素早く判断できる素質を持っています。

このようなスコットの能力は、レスキュー活動中の多様な場面において欠かせないものであり、生命の危機にある人を励まし続け、一緒に救助に当たる兄弟達の生命も守ります。

救助活動中は、とてもきびきびとしているスコットですが、家庭では家族思いで下の兄弟たちの面倒見も良く、仕事がない時は家族とのんびりと過ごし、家庭料理をこよなく愛する人です。

タチアオイ

では、優秀なパイロットであるスコットが操縦するサンダーバード1号とは、一体どのようなロケットなのでしょう?

サンダーバード1号が、トレーシー・ハウスのプールから飛び出すシーンはとても有名なのですが、あのすき間から飛び出すのはとても難しそうですね。

それはさておき、サンダーバード1号のスペックについて調べてみました。

全部で10機のエンジン、マッハ19.7で成層圏を飛行する最新鋭の世界最速ロケット

サンダーバード1号のスペックは次の通り:

全長:115フィート、約35.0メートル

可動翼最大幅:80フィート、約24.3メートル

直径:12フィート、約3.65メートル

重さ:140トン

最大速度:15,000マイル/時、時速約24140.2キロメートル(マッハ19.7)

上昇限界:150,000フィート、約45720.556メートル

動力源:小型核融合炉

可動翼があり、パフォーマンスによって、翼を動かす。

サンダーバード2号には22機のエンジンが搭載されていましたが、サンダーバード1号には10機のエンジンが搭載されています。

まず、4機の可変速サイクルのガスタービン・エンジンを搭載。

尾翼に4機の追加ブースター・ロケットを搭載。

メインのエンジンとして、発進または加速時の高性能巡航ロケット、または飛行中の可変速サイクルのガスタービン・エンジンとして切り替え使用できる可変モード・エンジン1機を搭載。

ロケット、または可変速サイクルのガスタービン使用のホバー・ジェットとして切り替え使用できる垂直離陸用可変モード・エンジン1機を搭載。

さらに、VTOLロケットは、稼働時にはメイン・エンジンから動力を切り離して使用する。

以上、10機のエンジンがサンダーバード1号の高速パフォーマンスを支えています。

そうは言っても、ロケットに詳しくないので、これでマッハ19.7で飛行できるのか??分かりません。

サンダーバード1号はトレーシー・ハウスのプールから飛び出して一気に巡航高度まで上がるわけですが、成層圏まで届く高さまで上昇して大丈夫?という疑問が残ります。

それについては、ちゃんと答えがありました。

サンダーバード1号を空中分解から守るHALOシステムとMIDAS システム

成層圏へ一気に突入するサンダーバード1号を、空中分解しないように守っているのが、HALOシステムとMIDASシステムです。

HALOシステムとは、高高度オペレーティングの略、そしてMIDASシステムとは、探知妨害分子間シールド??で、この2つを組み合わせることにより、サンダーバード1号の周囲にフォース・フィールドが生成されます。

このフォース・フィールドは、気圧変化からサンダーバード1号を守るバリアの役目をし、さらにレーダーも妨害するという優れものです。

この両方のシステムを開発したのは、もちろんブレインズで、極秘の最新技術になってました。

しかし、何故サンダーバード1号はこうも早く飛行する必要があるのでしょう??

いち早く現場に駆けつけて、救助活動ための調査、準備、予測を行う

スコットがこれから行う救助のために調査、予測、準備する十分な時間を稼ぐため、サンダーバード1号は記録的速度で、世界の何処へでも到着する必要があります。

救助には、スコットのアセスメントがとても重要だということですね。

サンダーバード1号の後方には、移動指令室が積載されていて、実際の救助活動においては、この移動指令室からの情報と命令で救助活動の方針が決まるようです。

兄弟の中でもスコットは逸材ということですね、多分。

それにしても、日本語版はセリフがひどすぎる・・・・

ブレインズは、決してトレーシー家の人々に対してため口はきかないし、救助活動中のスコット達は、もっと緊迫したやりとりをしています。

日本語にしたとき、子供向けにセリフを変えてしまったのかもしれませんね。

真実のサンダーバードの世界は、英語版にありです。