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全てのパスワードがハイテク・タトゥーに置き換わる日・バイオスタンプから見えてくるモバイルの未来

以前、グーグルがモトローラを買収したというニュースが流れました。

モトローラというと、初めて携帯電話を世に発表した会社です。

モトローラが発表した携帯電話こそが、世界のデジタル化への扉を開けたさきがけと言えるでしょう。

そのモトローラが、電子回路を埋め込んだハイテク・タトゥーを発表しました。

バイオスタンプと呼ばれるこのシリコン製のタトゥーには、電気回路、アンテナ、センサーなどが含まれていて、タトゥーと呼んではいますが、やわらかなシールのようなものです。

このバイオスタンプに使用されているのは、高性能シリコンで、2倍まで引き延ばすことができ、スプレーを上から吹きかけることで防水にもできます。

持続時間は約2週間、はがれてしまったら、新しいものに取り換えるのでしょうね。

空間

ではこのハイテク・タトゥーで、一体何ができるのか?ということです。

ハイテク・タトゥー対応で、自動で起動、所有者を認証、ログイン

ハイテク・タトゥーを使用することで、電話やタブレットへの違法ログインを防ぐことができるそうです。

どういう事かというと、ハイテク・タトゥーに対応したモバイル機器が動作すると、所有者の身元確認を行い、自動的にアカウントへログインするのです。

もともと、このアイデアの元となっているのは、病院の機械を必要とせずに、患者の健康状態を測定する目的で作られた医療用のタトゥーでした。

モトローラは、このハイテク・タトゥーに対応する携帯電話MOTO Xが、ハイテク・タトゥーによって起動できたと発表しています。

シール一枚を腕に貼っていれば、スマホも携帯もタブレットも、自動で起動できるというわけですね。

わずらわしいパスワード管理から逃れる手段

個人で管理しているパスワードはかなりの数でしょう。

パスワードの紛失や盗難を防ぐ手段として開発されたのが、このバイオスタンプです。

認証の方法や個人特定の詳細はまだ分かりませんが、毎月パスワードを変更する手間は省けそうですね。

日本国内では、いつから使用できるのか未定ですが、面白そうなので使ってみたいです。

ただ、シリコンタトゥーってかぶれないのかな??って心配ですけど。

さらに進化?飲んでモバイル管理  デジタル・ヘルス・ピル

モトローラが発表したもうひとつの自動ログイン手段が、デジタル・ヘルス・ピルです。

ピルと名がつくので、これは錠剤、コンピューター・チップとスイッチが錠剤の上部に張り付いているような格好です。

このピルをに飲みこむと、胃酸によってスイッチがオン、オフされ、アカウントの所有者であることを確認するために、18ビットのECG信号を生成し、モバイル機器がこれを受け取ります。

そして、ピルを飲んだ人がアカウントの正当な所有者と認証されれば、デバイスを使用することができるのです。

さらに、心拍数も監視してくれるということなので、健康管理にも良い??

30日間は飲み続けても大丈夫らしいです。

なんだか、SFちっくな世界になって来ましたね。

モトローラは、省エネプロセッサも発表しましたが、詳細は不明ということでした。

元の記事を読む:Mailonline